ヨハン・フリードリヒ・ファッシュ（Johann Friedrich Fasch, 1688年4月15日 – 1758年12月5日）
ブッテルシュテット出身のドイツ後期バロック音楽の作曲家で、息子のカール・フリードリヒ・クリスティアンも音楽家になりました。
ヴァイセンフェルスで少年聖歌隊員、ライプツィヒの聖トーマス教会付属学校でヨハン・クーナウに音楽を師事し、コレギウム・ムジクムにも参加しました。ドイツ全土で演奏旅行をした後、1714年にバイロイトの宮廷楽団にバイオリニストとして入団しました。グライツとルカヴェッツにおいても同様の職位に就きました。1722年から没年までツェルプストの宮廷楽長に就任しました。
主要な作品には、カンタータ、協奏曲、シンフォニア、室内楽などがあります。それらの作品は存命中に出版されることはありませんでした。声楽曲のほとんどと4つの歌劇は行方不明になってしまっています。しかしながら作品は非凡で、バッハはファッシュの多くの作品を写譜していることで有名です。
参考資料
- Internationale Fasch-Gesellschaft
- Free scores by Johann Friedrich Fasch at the International Music Score Library Project
